雑賀淑子振付作品『2メートル』終了!!
サイガバレエで行われた公演、
『2メートル』無事に終えることができました。
2回公演で、各回15席にし、計30名と通常の半分以下に客席数を減らしての行われました。
宣伝もSNSのみで知人にもメール連絡を行いませんでした。
わたしは写真にある通り、バレエの振付のなか、雑賀先生の振付により、
一人舞踏の場を作って立たせていただき、あとはわたしの自由に躍らせてくださりました。
いやーー、面白かった。
自分の抵抗をいかになくすか。
自分との戦いでした。
お陰様で、新たな光明がみえてきました。
雑賀先生のわたしへの演出はシンプルなものでした。
最初の舞台への入りともう一つのきっかけの計二つです。
あとは、自由。
この『自由』は、かなりの拘束的で、暴力的なことだ。
自由とはいえ、前提はもうあるのだから、考えようによっては、こちら任せの勝手なものである。
だが、わたしは、この状況を結果、楽しめたし、この状況を与えられることによって、
新たなダンス、舞踏を啓かれたという実感がありました。
自由にすると、自由になるかとそうじゃない。
自由になれば、自由であるかとそうじゃない。
ただ、今回に限っていえば、自由が自由を呼んだという稀な体験でした。
雑賀先生がおっしゃっていたのは、
バレエはバレエ、舞踏は舞踏の領域を守り、
交わろうとしなかった。
どこかでジャンルに阿いせずに、それぞれが力を尽くした。
それが良かったのではないかと。
ありがたかった!!