![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1827-e1568344712421-600x400.jpg)
かがやくほしか、しかしだれかよんだか
部屋のすみのものになっている
もうだいぶ
動いていない
そんな時間とたいじするのが取ろうだと
意識をおいやってしまった
![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1874-1024x768.jpg)
おいおい
君はなんばんちにいったんだ
すいとられ
つながる
くちていく
実際それいじないのだ
光にいき
ひっぱられる
大事なのはくいちらかされること
色彩が
たくさんある
こんな星に産まれてキテヨかった
眠れる人が みていてくれる
そうそう
連れ戻されてしまうが
やっぱりあの花の色や 夜の色
シーツの手触り
ひかりが
好きなんだ
地上に 線をひく
どんな世界なんて カテゴライズはいらない
専門家にまかせればいい
嵐自身なんだ
![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1913-1024x768.jpg)
冷蔵庫の中
布団 あのこの夢の中花火のような 命の 音色に
うきうきしてしまう
夢心地のままかえる 祭りあと
いつから暗闇をだれと歩いているのか
産まれる前につながっている
向こう側から
葬式帰りの 旦那の姿がみえる
旦那のお父さんの位牌をもって
その横をみてる花がいるのを知ってるか?
口笛をふいてまぎらわす
あかい夕陽
どこまでいっても
人生はきれいだ
だから 時々
なまけたくなる
まなこに ひらく
せんから
また 命がはいってくる
流れ星みたいに勢いよく
![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_2191-1024x1024.jpg)
光っている
お父さんが動かず静かにみている
暗闇に なって
暗闇があるから光っている
光は光るから暗闇をなんであるか知らない
暗闇に光るから星なんだ
あのこの髪飾りがあった
あのこの好きなテレビ番組
あのこの好きな
アイス
あのこの好きなものは日常にある
言葉をだすと
わーわー文句やうらやましさや
ひもじさがある
貧しいこともすごい
光りかがやいてないような星もいい
何か一体を まもろうとしている
みんな一緒のもの空気
こっそり 何かするなんて
![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1910-1024x768.jpg)
あのこには楽しみにしている明日がある
地続きな
明日がある
地に足がついて
それがまずしかろうと文句たらたらだろうと 同じ 車輪を
回しつづける 美しさがある
けして満足を知らない美しさがある
そんな人間には光にはならなくとも 光が見にきている
倒れ くちおちてく瞬間も
孤独だと思ったときも
照らされている
ねがいごい
捨てられた子供たちが 裸でたおれている何も
することがないと
宙をみている
吹き飛んでくる
しゃべる
皿
リモコン
ティッシュ
箱
オムツ
びゅうびゅう とんでる
うーん
この風は明日と100年後 の境からくるのか
台所のしゃもじがみてた
冷蔵庫から
いきなり ピーナッツバターが 転がり
落ちた
堕ちた
堕ちて
床にばあ、~んと
跳ねた
何もかも終わった
そうそう
昇華する とかじゃなく この風 事態に
意味が
というか
存在するだけだ
この いる という紛れもなさに 卒倒しそうになり
子供にきつけくすりを ください
と たのんだ
また その きつけが強く
わあんわあん
体を駆け巡るから
泣いたり わめいたりあっちでとんで
こっちを くぐり
頭をかきむしった かかのぼさぼさ頭と 投げ出した
太もも
書棚と 棚と 棚と
畑 タワーのごとく
たつ トトの 膝頭
が 悲鳴と炎のある
ポンペイで会おう
と 決めていた
倒れ寝転んだ床にたまたま
怪獣の人形と目があった
友達にしたのだ
葬列に
いた
旦那に
はなしたい
![](https://suijinsha.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1827-e1568344712421-768x1024.jpg)
あのとき
産まれたんだ
全身のちが 逆流しても 逆流しない
時間