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フランス旅行、南フランス、だんだんアルルにもなれ、 今日もアルルの街の中心街にゴッホの絵にもなった喫茶店兼バーを とおりすぎてゆく。アルルでは、それが 日常だ。
高い石の家が立ち並び、ビルなんだけれど、日本の人工的、無機質なもの都会的なものとも違い、壁が白く、砂のような
彫刻のような、重厚さをみせている。実際、壁も分厚いのかもしれない。
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ゴッホの黄色いバーの絵「夜のカフェテラス」でも有名なのカフェ.ヴァンゴッホ前はでっかい日傘とその下にテーブルと椅子がいくつももうけられていて広場のようになっていて、ボーイさんがスーツを着、銀のおぼんをもち、立ち回り、昼間から、ワイン片手に明るく笑いごえかきこえてきてにきやかだ。
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とそこをぬけ、 なんどか曲がり
スタジオのドアにたどりつく。看板などでていない、
ファブリス カミーユいや、フランス人はあたりをかえりみないでくっついたり手をつないで 抱きあったりしている、それが自然で、 タバコをすう、恋人と戯れる、仕草になっている
かっこいい、フランス人はあかるい、しかし、学びに対して貪欲だ。とにかく泊まっているファブリス、カミーユの依頼で、今日のワークショップがフランス初のワークショップがひらかれることになった。
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日本、舞踏というのはフランスでかなり受け入れられている
すごく文化として距離があるようで似通ったところがあるのかもしれない しかしまだ、未開な地のようだ。対極は引き合う、ファブリスとカミーユは飯田くんが舞踏家だというとワークショップをやってくれと早速、二、三日後には場をもうけてくれた。何かを学ぶ意欲が西洋人は強い気がする。好奇心が強いのか、ロシアに以前いったときも、ワークショップをした、舞踏ではないのだが、日本で行うものよりはるかに熱心に試行錯誤されていて研究心というかビックリした。固くとびされているドアをあけると薄暗い廊下があり、ドアに張り紙があり、中からレッスン中らしく音がきこえてきたりする
階段をのぼり、着替えスタジオに入ると、そこは日の光がたくさんはいる、木の床のスタジオだった。ビデオカメラをもち、子供ら三人をつれ、なかにはいると、飯田くん、ファブリス、カミーユはジャージなどきて
床でストレッチをしている。
飯田くんが立ち、両手を手のひらを前に向け、ワークショップがはじまる、初、ファブリスもカミーユも緊張したような、固い表情をしていた。言葉のコミュニケーションは限られている、より集中して、ききとろおとしている。ファブリスは クラウン を普段していて、学校でも教えている。人前でパフォーマンスするからだ、心がしみついている。神経が入っている。カミーユはやらかい、リラックスしている
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でも真剣な面持ち
黒い大きな目を見開いている、
何をさせられるのか、新鮮なかんじだ。そして、飯田くんの合図で、触れた壁からゆっくり離れる。
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ゆっくり、何か大切なものに会いに行くように、手がふれあう、何十年あえなかった人にあうかのように見えた。三人がこのあたりから別の世界にはいり
手先だけ集中した世界にはいりだし、
私たち、子供三人と私はそそくさと外に出た。
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そして、次は飯田くんが両手を手のひらを前にだし二人はそこに触れる
飯田くんは、先生というより、伝授する
媒体のように、ゆっくりていねいにはなし、サポートに、誘導するように徹するように二人をよくみていた。
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そして、次は飯田くんが両手を手のひらを前にだし二人はそこに触れる
飯田くんは、先生というより、伝授する
媒体のように、ゆっくりていねいにはなし、サポートに、誘導するように徹するように二人をよくみていた。
ゆっくり、何か大切なものに会いに行くように、手がふれあう、何十年あえなかった人にあうかのように見えた。三人がこのあたりから別の世界にはいり
手先だけ集中した世界にはいりだし、
私たち、子供三人と私はそそくさと外に出た。
外にでるとさっきの世界が幻のように暑く夏のまちがあった
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心と心 、
心というと限定されすぎ魂というとざっくりしている、実態のある体も出会っている
直接、存在と存在があう、いやそのてまえ、手と手が触れ、心が触れる、心が身体を持ったものが肉体そのものであるように
触れあうと
力がぬけていく
人が認識するより、固い、やらかい、熱い、冷たい、緊張の度合い、血がどうながれているか、匂い、身体にすんでる菌、いろんなものが伝達されているんだろう
同じ日本にいても全く別の世界を持っている、が 食べ物、空気、言葉、同じ都市を共有するからだ、近いとこは近い身体があるとおもう、
触れあう、ゆるしあう、受け入れる
頭でなく、身体で、そうすることは一気に触れあう、
何かに集中し、頑張っているときは感じるほうに受け入れることは難しい
きずつくのは かんじてるのに無視すること、そんなことは日常、仕事なんかしてたら多いと思う
あるいみ、何かの感覚を排除している
いろんなものをきている
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遠いガラスぞこに
電流が 流れる
つながるように
しかし、触れあうことは危険も伴う、未知の情報が入ってくる、以前の自分には戻れない
私たちはカフェに向かった。サンドイッチを食べ、トイレを借りた
長男が
道の真ん中で踊りだし通行人にてをふった。楽しそうだ
トイレが地下でなおしてるらしく床に穴があいてたり、次男もふらふらおどりだしたり、あっというまに時間がたった
スタジオの近くにもどると、飯田くん、ファブリス、カミーユがひのひかりの下、以前からの知り合いのように談笑していた。
笑う
クラウンの笑いではなかった
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深く満たされたような
あどけない笑顔のファブリスだった
ひのひかりより眩しい
飯田くんがしたワークショップは
舞踏の師匠元藤さんのところで飯田くんがはじめて伝授された、
舞踏に出会ったきっかけのものだ。
その後、障害のある子供たちとの間でも行っている
私事態は 受けたことはなく 印象しかつたえられないが
手を広げ、触れる
というこういの
そこで感じるということ の大事さ
それからファブリス カミーユの表情をみて 細胞からひらかれていくのはきれいだと思った
舞踏という 何かおどろおどろしいイメージは 一部だ
無意識の領域にいこう とか まず
感じる
そういうのが 大事なのかな
と印象をもった
壁を触る
手に触れる
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飯田くんは不思議な人でこれだけのことを普通にやってしまったら一瞬で終わりそうだが
チャンネルを合わせるのがうまい
というか
相手と温度を合わせていくのがうまい
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そして
ゆるりとした表情や 素朴なものを大事にする 写真をとっても何かに夢中になって 無我夢中みたいな子供の写真や走りまわっていきいき
これが俺だ みたいな一瞬を大事にする
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本人が意識しようとなかろうと その人のいきいきしたもの
それは常識にみていいとかいうことでなく
それをゆるし 引き出してくれる部分があったりする
舞踏は 私にとっても何か身体 生きてくうえでいろんなことを教えてくれている
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また折々
舞踏の根源に触れたい