どんぶらこ01

どんぶらこ 
 どんぶらこ 

そう これは 川を 
どんぶらこ 
どんぶらこ 

とながれる 行事で 
いつも 暑い夏のきのとおくなるほど空が広い中 
向こうぎしまで 泳げないような 荒川を 
流され 
それを 電車や 橋など あらかじめ 
観覧ポイントが 予測されるところに 観客が移動しながら 
みるパフォーマンスなのだ 
灰色、やや茶色だったり、みどりがかった濁り水流れる流れがせんをえがく、
何故だろう?

汚い川が優しく哀しくみえるのは
下に下に押し流されたたものがきている、ゴミより無意識的に、生活のなかで、ポジティブな優しさではなく、隠とくというか、
淀みをゆるしてくれる、澄んだ川もいいが生活からながれたつかれとか、ためいきとかがいりまじったような絵の具を全部いれてにごらせたような色が優しい

花上直人さん 
が企画というか
作戦を練る
もう土方巽がいたころから第一線で独自のパフォーマンスをされてきたひとだ
川に詳しい 流れが早いとか このくらい浮き輪をつけて流れたらこのあたりで水のなかパフォーマンスするかなど 
他にも劇場はもちろん、劇場の屋根のようなところや、切り立った崖っぷちのような山でタコみたいないとをつけてぶらさがっているような
命懸けのパフォーマンスをされている

最初に飯田くんが参加した時 この時は飯田くんと花上さん二人だった 
2013年8月15日だったと思う。

川岸でウェットスーツ、水掻きなど装着
よろしくお願いします
など花上さんと飯田くんは握手している
川はイメージしたりみるのと近くにいくのではぜんぜんちがう、かきわけていかねばならない芦の群生、近くにいくと泥どろの地面
ほとりにはうちあげられた
無用すぎてゴミというより漂流物というカテゴリーになるような形といろに変形したペットボトル、靴、おかしの箱
独特の時間を経過してきている

川は
あと
においがする
そして近くにいくとなにやら生き物のようなかんじもする

いつもぼっとしてるのだが 妊娠中よりぼーとしてた 
動いちゃいけないかと思い いや 動いたほうがいいけど お腹を労りながら動かなくてはと思うと加減がわからなかった 

自然にお腹
重心がした

やっとのおもいで
行列のあとにつづく

ただの運動不足というか労りすぎなのだがそんなかんじで身重なので着いていくのがやっとなのだ

準備をした
溺れてはいけないと浮き輪を探す
ほとんど使っ出なかった私のダイビングセットがあり 
水かき 浮き輪
てにつけるような 
ウェットスーツ 
頭をけがしないような頭に被るウェットスーツなど 持参する 
現場につくと
花上さんの現場になれたようなスタッフ 役者さんがいて 
車を川におき 
荷物をだし船をくみたてていた 
どんなものなのか想像ができなかった
知っていたのは、流れはじめ、よく見えるポイントは矢切のわたしという地点で橋の下をみるとよくみえる
ということと、ラスト電車から下をのぞくと、また橋の下でパフォーマンスがあるらしい
ということだった