洗濯機と私 1

突然 お母さんが洗濯機を買ってと 大金をおいていった

四人めの産後で
とにかく家事が 回っていなかった
というより 動けたがうごきたくなかった 回ってほしくなかった
日常が
回転しだすと なかなか りすが 檻のなかの回転する輪を回るように同じ場所を、軌跡を繰り返してしまう かもしれない
産後というのは交通事故 のような 衝撃もある
日常という輪があって家族なら家族で回していたとする そこに産まれるほうは飛び込んで来るし、輪の方は衝突の瞬間ひっくり返りつつ、新たな人を受け入れつつ、新たな輪を作りだす。ひっくり返っているうちが感じ入れるときだ。
一度走りだすとなかなかどこまできたとか振り返れない。ひとり目 ふたり目の時はゆっくり向かえたが
四人目は みんななにかしら用事があったり、そんな用事、命に比べればというのかもしれないが 日常を送ってその中に埋没している間は
幼稚園の準備やら
散歩やら
冷蔵庫をそうじするだの
優先順位が もはや
生活の中にしか自分が いなく
出産は 非日常なものへの飛躍の扉で
ドキドキしていた
会社や 幼稚園にいくときの朝 産まれかかっていたら どうしよう
とか 杞憂で あった
私みたいな 心に余裕のない人間は
産後 産後 3週間はなるべく寝て 家事も人にてつだっていただき 生活しているとここが 汚いのか
とか 普段してない
家の片付けやら 普通は遊ばないおもちゃをだしてきて遊んだり 家事も 人によってかなり スピードもリズムも 全然違うので 勉強になる
例えば うちの母親は なにはなくとも 早寝早起きだけは ちゃんとしたがる
だらだらとゆっくりすごす
家事もゆっくりやるのが好き
てきぱき やったり 遊ぶのも短時間でばーと凝縮して体も心も遊ばせるひともいる
取捨選択は自分では
選んでできないので 誰かの家事にお世話になったら 影響されよう 洗脳されようとは思っている
結局 残るものは残るもので 自分が選ばなくても生活スタイルがないようでも形づくられていくとおもう

そういった人のやり方が 普通ははいってこないが 寝てすごしていると 味わうのでみにしみてくる

かなり脱線したが
そんななかでお母さんが 家にきてくれたさい お金をおいて洗濯機を といってくれた
今回 四人めがうまれる 前後で 掃除機 アイロン キーボード MDプレイヤー
FAX あとこれからwillcomのネットの見られない、写真も撮れない携帯を、
ブログをかくためにスマフォにかえようとしている

とにかく家電が 長年いた家電たちが
一斉に 変わることになった
洗濯機は そのなかでも 思いが深く
それを ここにかきとめようとおもう

<後日談>
新しく買った洗濯機の写真
古い洗濯機は写真を撮り忘れた
古い洗濯機が回収されたあと、返して欲しいと電話したけど、もう遅かった

洗濯機